おいしいコーヒーの挽き方と抽出方法

コーヒーの楽しみのひとつはお好みで選べる抽出方法です。

コーヒー抽出方法のいろいろ

コーヒー

コーヒーが出来上がるまでのプロセスも楽しめるコーヒーサイフォン、こだわり派にファンが多いネルドリップなど、抽出するためのコーヒーメーカーはさまざま。人数や気分によって使い分ければ、いく通りものおいしさが楽しめます。

■ネル・ドリップ
18世紀にフランスで広まったいれ方。ネル地のフィルターにコーヒー粉を入れ熱湯を注ぐという単純な抽出法ながらコーヒーのおいしさを最も引き出すと言われています。
■ペーパー・ドリップ
ネル・ドリップをより手軽にした方法でヨーロッパで普及しました。フィルター管理の手間がいらない簡便さに加え一人分でもおいしくコーヒーをいれられるのが利点。
■ウォーター・ドリップ
ゆっくり時間をかけ、水でコーヒーをいれる抽出法。水たて、または水出しコーヒー、ダッチ・コーヒーなどとも呼ばれ、余分な雑味を落とさずにマイルドな味わいのコーヒーが楽しめます。
■コーヒーサイフォン
水蒸気の圧力を利用して、自動的にコーヒーを抽出する方法です。粉をほぐす程度に混ぜ、火をはずすタイミングさえつかめば、見た目ほど操作は複雑ではありません。
■プレス
フランス式でプレスタイプ:筒状のポットにコーヒー粉と熱湯を入れて抽出した後、フィルターつきのシャフトを押し下げて濾す、プレス式と呼ばれる方法です。
■エスプレッソ
蒸気の圧力で一気にコーヒーを抽出するイタリア式の方法。イタリア語で「急速」という意味の名のごとく、瞬間的に濃厚なコーヒーが入れられるのが特長です。
■パーコレーター
古くからアメリカで愛用され、今ではアウトドアで活躍する循環式の抽出法。ポットを直接火にかけ、蒸気圧によってお湯がポット内を循環しながら、煮沸と濾過を繰り返します。

コーヒー豆の焙煎の度合い

コーヒー豆の個性に合わせ、焙煎の度合いも8段階

  1. 1.ライト(浅煎り)
  2. 2.シナモン(浅煎り)
  3. 3.ミディアム(中煎り)
  4. ハイ(やや深い中煎り)タンザニア
    酸味が少なく、苦味がやや強くなってきてますが、酸味と苦味が好バランス。
  5. シティ(深い中煎り)ニカラグア
    最も一般的な焙煎度合いで、苦味が少し強く立ってきますが、酸味ともうまく調和。
  6. フルシティ(やや深入り)コロンビア
    酸味よりも苦味がメインに立ってきます。中南米で好まれる煎り加減。
  7. フレンチ(深入り)コロンビア
    苦味がさらに強くなり、エスプレッソやカフェオレなどに向いています。
  8. イタリアン(最も深入り)コロンビア
    苦味を最も際立たせた煎り具合。エスプレッソやカプチーノに適しています。

コーヒー豆の挽き方と適した抽出方法

どんな方法でコーヒーをいれるかが決まったら、コーヒーの挽き方も、 道具に合わせて選ぶのが大切。コーヒーの挽き方には大きく分けて「細挽き/ファイン・グラインド」、 「中挽き/ドリップ・グラインド」、「粗挽き/レギュラー・グラインド」の3段階あり 、家庭用のコーヒーミルでも挽き加減を調節することができます。

コーヒー
■極細挽き
蒸気圧を利用して、ネル・ドリップの約4倍の早さで一気に抽出するエスプレッソに適した挽き加減です。
■細挽き
エスプレッソをはじめ、コーヒーサイフォン、ネル・ドリップ、ペーパー・ドリップでいれる場合にも用いられます。
■中挽き
焙煎度合いとの組み合わせで、ドリップ式やコーヒーサイフォンにも。また、コーヒーメーカーの場合にも向いています。
■粗挽き
パーコレーターに適した挽き加減。プレス式でいれる場合も、中~粗挽きを使うのがおすすめです。